自由自由と書いて、じゅじゅと読みます。
自由自由とは昔読んだ絵本の主人公のネコの名前です。
ネコが好き、映画が好き、た~が好き。
遠距離恋愛中のた~を追いかけて、時々旅をします。
そんな私のぐうたら日記

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ぐんま天文台に行ってきました。
群馬県は以前水上温泉に行ったことはありますが、それ以来です。
最近では富岡製糸場なんかが脚光を浴びてますがまだ行ってないです。
前日に現地入り。
ここは車でないと行けない不便なところです。天文台近くの大学のセミナーハウスに宿泊予定なのですが、そこに行くにはJR沼田駅から1時間に1本しかないバスで終点まで行き、そこからさらに5kmの距離なのです。
カートをゴロゴロひいて歩きます。
夕方到着。
荷物だけ置いて早速天文台に登ります。ぐんま天文台は車の乗り入れ禁止で入口の駐車場から階段で600mを徒歩で登らないといけません。
車のヘッドライトが反射すると星が見えにくくなるので駐車場もむちゃ遠い位置にあります。
この村では灯り規制みたいなのもあるそうです。
駐車場まではセミナーハウスの車で送ってもらいました。
駐車場まで800mの看板
駐車場の看板
ここから登ります。522段の階段で600mを上ります。
ここは熊が出るそうです。熊鈴が置いてました。
途中に惑星の看板が立っててあと〇〇メートルと書いてます。スタート地点は冥王星でした。
これは海王星
ちなみに100億分の1の縮尺で実際の惑星間の距離を示しています。
そういえば冥王星から海王星まで遠い。。。
(ところで冥王星って外れたんじゃなかったっけ?)
こんな感じで歩くのは気持ちいいです。降りてきた人から「早く上に行かないと夕陽が見れないよ」と言われました。急がねば。
到着~!看板の最後は天文台です。太陽でした。面白い演出です。
天文台もいいけど、ここの屋外モニュメントも見たかったのです。

夕日を浴びてきれいです。
18世紀のインドの天体観測施設ジャンタル・マンタルを再現してあるのだそうです。
参考:http://www.hankyu-travel.com/heritage/india/jantarmantar.php
このひつひとつが12宮の星座です。南中した時に黄道の北極を向くようになっているので惑星の位置を測定出来るのだそうです。
南米の遺跡のような長い階段状の観測設備

麿羯宮 かつては山羊座でした。
天秤座
ストーンヘンジをイメージしたオブジェです。
天文台からの夕日です。(最近夕陽ばっかり撮ってるような気が。。。)
「2001年宇宙の旅」のモノリスを彷彿させる柱と夕日
天文台のツアーは明日です。
写真も無事撮れたので今日は暗くならないうちに下ります。
紅葉してます。
駐車場からさらに林道を下ります。こんな感じ。
下の県道まで下りてセミナーハウスのマイクロバスに拾ってもらう手筈です。
が、暗くなってくると街灯はないし、携帯の電波は届かないし、寒いし「早く来ないかな~」
ほんとに熊が出たらどないすんねん
と思いながら待つこと30分。合宿の女子高生を乗せたマイクロバスに無事拾ってもらえました。
天文台近くには車で数キロのところのキャンプ場しかありません。宿泊施設はロッジ1棟貸しなので料金が高いのです。仕方なくこの大学のセミナーハウスにお願いすることになったのです。
普段は学生の合宿とかで使われるところです。
泊った部屋は元学生寮なので3人部屋を一人で独占。







朝~!!
秋晴れです。
これが学校の入口
山もくっきり。
校内はこんな感じです。

いちょう並木がきれいです。
あづま屋みたい
ここに座ってぼ~っとしてたら携帯にJRびゅうプラザからの伝言が。
来月乗る予定の”北斗星” ロイヤル個室が取れました~とのメッセージでした。
そうだった。ちょうど1カ月前でした。10時打ちをお願いしていたのです。
やった~! (それにしてもこの人はつい最近もカシオペアのスウィートも取ったらしいのでマルスの達人なのかもしれない。)
話が脱線しましたが紅葉してます。
グラウンド横です。野球の練習をしてました。なんか懐かしい声が聞えます。
さていよいよぐんま天文台の夜のツァーです。
夜は昼間とはまた違った風景です。
遊歩道は薄暗い小さな灯りがあるだけで目が慣れないとよく見えません。懐中電灯を照らしてる人もいました。
お見せできないのがホントに残念ですが満天の星でした。
空に星が散りばめられてるというと月並みな表現ですが、星の入った箱をひっくり返したようにゴチャゴチャと輝いているのです。目のいい人なら数えられそうな位です。
ハーシェルという天文学者は銀河系の星を本当に数えたそうです。
天の川も見えました。
最初は雲かなあと思っていましたが、今回レクチャーして下さった先生が天の川だと教えてくれました。
私はあれも星の集まりですか?と聞いたら「いや、あれは雲です」と言われました。(笑)
あまりにもきれいなので写真に撮れないかな?と一応トライしてみましたが撮れるわけありません(マヌケな私)真っ暗の画面でした。
館内です。
これは太陽をモニターしています。プロミネンスも見れます。
太陽望遠鏡があり昼間はリアルタイムで映し出されます。今は夜なのでもちろん見えません。
この天文台の目玉。150cm反射望遠鏡のミニチュアです。
150cm とはこんなに大きいのです。本物は撮影は出来ません。
これは65cm反射望遠鏡
晴天なので夜の天体観測が出来ました。実際に望遠鏡で観ることも出来ました。
150cmの方は人気で順番待ちの列が出来て大混雑でした。暗くしないと見えないので明かり厳禁です。真っ暗ななかをひしめき合って待ちました。
だんだん目が慣れてくると望遠鏡の位置や輪郭が分るようになりました。
この天文台を作るきっかけは向井千秋さんがNASAの宇宙飛行士に選ばれたからです。彼女は群馬出身らしいです。
会議で望遠鏡の大きさをどれくらいにするかの時、参加していた皆は口径100cm位が妥当だろうと思っていたらしいですが、誰かが150cmと言ったのが一発OKになったそうです。
それなら2mって言っとくんだったと先生が話してました。
ちなみに今日本で一番大きい望遠鏡は兵庫県立西はりま天文台の2mの ”なゆた” だそうです。
館内の展示物です。
この天文台で撮影された宇宙の写真です。学校の教科書にも載ってるそうです。
子供たちの描いた宇宙の絵も貼ってました。
むちゃ上手いのは5年生の作品でした。
2006年に惑星の定義が見直され、冥王星が第9惑星からはずされてしまいましたが、その時最後まで反対したのはアメリカだそうです。
太陽系の惑星は殆どが古代にエジプト人によって発見されてましたが、冥王星は近世にアメリカの天文台が発見したからなのです。
そうそう昼間は反射望遠鏡を組み立てて太陽の黒点観測なんかもしました。
コンパスを使って移動距離をを計算したり理科の授業みたいでした。
ポクゾンの式(こんなの初めて知った。知ってました?)の計算問題をしたり、理数系に弱い私が久しぶりに頭を使ったので知恵熱が出そうでした。
これは黒点観測した同じ時間の国立天文台の黒点映像です。
パソコンでリアルタイムで見れるそうです。すごいな~。
という訳でにわか宙(そら)ガ―ルになった私は家に戻ってからもベランダで月を撮ったりなんかしてます。
photo by 自由自由
自由自由の天体観測でした~!

群馬県は以前水上温泉に行ったことはありますが、それ以来です。
最近では富岡製糸場なんかが脚光を浴びてますがまだ行ってないです。
前日に現地入り。
ここは車でないと行けない不便なところです。天文台近くの大学のセミナーハウスに宿泊予定なのですが、そこに行くにはJR沼田駅から1時間に1本しかないバスで終点まで行き、そこからさらに5kmの距離なのです。
カートをゴロゴロひいて歩きます。
夕方到着。
荷物だけ置いて早速天文台に登ります。ぐんま天文台は車の乗り入れ禁止で入口の駐車場から階段で600mを徒歩で登らないといけません。
車のヘッドライトが反射すると星が見えにくくなるので駐車場もむちゃ遠い位置にあります。
この村では灯り規制みたいなのもあるそうです。
駐車場まではセミナーハウスの車で送ってもらいました。
駐車場まで800mの看板
駐車場の看板
ここから登ります。522段の階段で600mを上ります。
ここは熊が出るそうです。熊鈴が置いてました。
途中に惑星の看板が立っててあと〇〇メートルと書いてます。スタート地点は冥王星でした。
これは海王星
ちなみに100億分の1の縮尺で実際の惑星間の距離を示しています。
そういえば冥王星から海王星まで遠い。。。
(ところで冥王星って外れたんじゃなかったっけ?)
こんな感じで歩くのは気持ちいいです。降りてきた人から「早く上に行かないと夕陽が見れないよ」と言われました。急がねば。

到着~!看板の最後は天文台です。太陽でした。面白い演出です。
天文台もいいけど、ここの屋外モニュメントも見たかったのです。
夕日を浴びてきれいです。
18世紀のインドの天体観測施設ジャンタル・マンタルを再現してあるのだそうです。
参考:http://www.hankyu-travel.com/heritage/india/jantarmantar.php
このひつひとつが12宮の星座です。南中した時に黄道の北極を向くようになっているので惑星の位置を測定出来るのだそうです。
南米の遺跡のような長い階段状の観測設備
麿羯宮 かつては山羊座でした。

天秤座

ストーンヘンジをイメージしたオブジェです。
天文台からの夕日です。(最近夕陽ばっかり撮ってるような気が。。。)
「2001年宇宙の旅」のモノリスを彷彿させる柱と夕日
天文台のツアーは明日です。
写真も無事撮れたので今日は暗くならないうちに下ります。
紅葉してます。
駐車場からさらに林道を下ります。こんな感じ。
下の県道まで下りてセミナーハウスのマイクロバスに拾ってもらう手筈です。
が、暗くなってくると街灯はないし、携帯の電波は届かないし、寒いし「早く来ないかな~」
ほんとに熊が出たらどないすんねん

天文台近くには車で数キロのところのキャンプ場しかありません。宿泊施設はロッジ1棟貸しなので料金が高いのです。仕方なくこの大学のセミナーハウスにお願いすることになったのです。
普段は学生の合宿とかで使われるところです。
泊った部屋は元学生寮なので3人部屋を一人で独占。









朝~!!
秋晴れです。
これが学校の入口
山もくっきり。
校内はこんな感じです。
いちょう並木がきれいです。
あづま屋みたい
ここに座ってぼ~っとしてたら携帯にJRびゅうプラザからの伝言が。
来月乗る予定の”北斗星” ロイヤル個室が取れました~とのメッセージでした。
そうだった。ちょうど1カ月前でした。10時打ちをお願いしていたのです。
やった~! (それにしてもこの人はつい最近もカシオペアのスウィートも取ったらしいのでマルスの達人なのかもしれない。)
話が脱線しましたが紅葉してます。
グラウンド横です。野球の練習をしてました。なんか懐かしい声が聞えます。



さていよいよぐんま天文台の夜のツァーです。
夜は昼間とはまた違った風景です。
遊歩道は薄暗い小さな灯りがあるだけで目が慣れないとよく見えません。懐中電灯を照らしてる人もいました。
お見せできないのがホントに残念ですが満天の星でした。
空に星が散りばめられてるというと月並みな表現ですが、星の入った箱をひっくり返したようにゴチャゴチャと輝いているのです。目のいい人なら数えられそうな位です。
ハーシェルという天文学者は銀河系の星を本当に数えたそうです。
天の川も見えました。
最初は雲かなあと思っていましたが、今回レクチャーして下さった先生が天の川だと教えてくれました。
私はあれも星の集まりですか?と聞いたら「いや、あれは雲です」と言われました。(笑)

あまりにもきれいなので写真に撮れないかな?と一応トライしてみましたが撮れるわけありません(マヌケな私)真っ暗の画面でした。

館内です。
これは太陽をモニターしています。プロミネンスも見れます。
太陽望遠鏡があり昼間はリアルタイムで映し出されます。今は夜なのでもちろん見えません。
この天文台の目玉。150cm反射望遠鏡のミニチュアです。
150cm とはこんなに大きいのです。本物は撮影は出来ません。
これは65cm反射望遠鏡
晴天なので夜の天体観測が出来ました。実際に望遠鏡で観ることも出来ました。
150cmの方は人気で順番待ちの列が出来て大混雑でした。暗くしないと見えないので明かり厳禁です。真っ暗ななかをひしめき合って待ちました。
だんだん目が慣れてくると望遠鏡の位置や輪郭が分るようになりました。
この天文台を作るきっかけは向井千秋さんがNASAの宇宙飛行士に選ばれたからです。彼女は群馬出身らしいです。
会議で望遠鏡の大きさをどれくらいにするかの時、参加していた皆は口径100cm位が妥当だろうと思っていたらしいですが、誰かが150cmと言ったのが一発OKになったそうです。
それなら2mって言っとくんだったと先生が話してました。
ちなみに今日本で一番大きい望遠鏡は兵庫県立西はりま天文台の2mの ”なゆた” だそうです。
館内の展示物です。
この天文台で撮影された宇宙の写真です。学校の教科書にも載ってるそうです。
子供たちの描いた宇宙の絵も貼ってました。
むちゃ上手いのは5年生の作品でした。
2006年に惑星の定義が見直され、冥王星が第9惑星からはずされてしまいましたが、その時最後まで反対したのはアメリカだそうです。
太陽系の惑星は殆どが古代にエジプト人によって発見されてましたが、冥王星は近世にアメリカの天文台が発見したからなのです。
そうそう昼間は反射望遠鏡を組み立てて太陽の黒点観測なんかもしました。
コンパスを使って移動距離をを計算したり理科の授業みたいでした。
ポクゾンの式(こんなの初めて知った。知ってました?)の計算問題をしたり、理数系に弱い私が久しぶりに頭を使ったので知恵熱が出そうでした。
これは黒点観測した同じ時間の国立天文台の黒点映像です。
パソコンでリアルタイムで見れるそうです。すごいな~。
という訳でにわか宙(そら)ガ―ルになった私は家に戻ってからもベランダで月を撮ったりなんかしてます。
photo by 自由自由
自由自由の天体観測でした~!


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