自由自由と書いて、じゅじゅと読みます。
自由自由とは昔読んだ絵本の主人公のネコの名前です。
ネコが好き、映画が好き、た~が好き。
遠距離恋愛中のた~を追いかけて、時々旅をします。
そんな私のぐうたら日記

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大晦日の京都に行ってきました。
年末、お天気がパットしませんでしたが、この日は晴天。
着物を着てお出かけしました。
年末の昼なので空いてるだろうと、京都に行くことになりました。京都はた~の庭です。
JR花園駅到着です。
駅から歩いてすぐに大きい石碑が見えます。
妙心寺です。 日本最大の禅寺で臨済宗の大本山だそうです。
南門から入ります。
広大な敷地には46の塔頭(たっちゅう)寺院があります。
塔頭とは寺院の敷地内で高僧が引退後に住んだ子院の事です。
本来は禅寺で祖師や高僧の死後にその弟子が師の徳を慕ってその墓塔のほとり(頭)に建てた小院の事だそうです。(wikiより)
お正月前の静かなひととき
写真スポットがたくさんあります。
自由自由は昨年の浴衣から着物に目覚めまして、今はなんと!ひとりで着つけが出来るまでになりました! ぱちぱちぱち

黒の小紋に一目ぼれして買ったネコの帯です。可愛いでしょ。

た~は着物姿がうれしいみたいです。バチバチ撮ってくれました。
石畳の路地 長い土塀 佇む美女

屋根にシャネルのマークが。
シャネル好きだからではありません。妙心寺の塔頭のひとつ隣華院の家紋「輪違」です。
妙心寺の敷地はこんなに広いのです。たくさんの院があります。
え~、これを全部あわせて妙心寺って言うんだ!
た~は社寺に詳しいので立ち寄った院ごとに細かく説明をしてくれます。まるで専属ガイドです。でも難しすぎて時々ぼ~っとなる自由自由でした。

こんなに沢山寺院があっても通年公開してるのは3つだけです。
桂春院です。
ここの庭園は美しい事で有名です。(と言ってる自由自由も知らなんだ)
「侘びの庭」
「清浄の庭」の火灯窓(かとうまど)。(華頭窓と書いてるのもあります。どちらが正しいんだろ?)これも禅宗の代表的な建築様式です。←禅宗では火灯窓だそうです。
「真如の庭」を眺める自由自由 定番のポーズ。
真如の庭は方丈の南側にあります。
「方丈」とは一畳四方の面積の部屋や建物の意味です。鴨長明の「方丈記」もそのような小さな庵で書かれたことによる題名です。
住職が寝起きする場所でもあるので住職の事を「方丈さん」とも呼ぶそうです。
一見狭い空間にたくさんの人が入れたという釈迦の知人、唯摩居志(ゆいまこじ)の物語から狭い方丈に全宇宙が存在するという考えが生まれたのだそうです。(た~が説明してくれました)
その方丈を背にした真如の庭は南側の崖をつつじの刈りこみで蔽っています。そこから一段低くなった向こう側に楓の樹木があります。
「思惟の庭」
写真の左端に写っている敷石は磚(せん)という平瓦です。
この磚には意味があります。
ある弟子の僧が一生懸命座禅をしているのを見た師が何のために座禅をしているのかと問いました。弟子は悟りを開いて仏になるためですと答えました。
すると師はふとかたわらに落ちていた瓦のかけらを拾い、隣でひたすら磨きだしました。弟子が何をしているのですか?と尋ねると師は磨いて鏡にするのだと。
瓦をいくら磨いても鏡にはなりませんと弟子が言うと、ならばどうして座禅をして仏になれるのだ?・・・
深い~話です。
結局何が言いたいのかというと自己満足の座禅をしても意味ないよってことなのかな。
このお話から地面に磚を敷いて上を人が歩いて磨かれてもかわらはかわら、鏡にはならないと思い起こさせるようにしているんだそうです。(これはた~の受け売り)
真如の庭から写した方丈。 あれ、ここにも自由自由が出没。
夕方寒くなったのでコート着てみました。(太ってみえるぞ)
侘び寂びの庭を堪能したあと、ふと見上げると鐘つき堂が見えました。
お坊さんが座っています。除夜の鐘の準備でしょうか?
そして、ここで何と、院の横の戸口からお坊さんが出てきました。
なんか、急いでる様子です。
後ろから弟子の様なお坊さんも小走りに付いていきます。
かと思うとほんとに走り出しました。
ほんとにお坊さんが走ってはる~。これがほんとの師走だ~!!
なんかとってもいいものを見てしまいました。
家に戻るなり、た~はおせちの準備に取りかかりました。
え~、私がやろうと思ったのに。
なんといつの間にか煮物も作ってお重に詰めはじめました。

料理を詰めてるた~は楽しそうです。あれよあれよという間に重箱に詰め終わりお正月準備は整いました。
その間、自由自由はみかんを食べてました。
そしてじゃじゃ~ん。今年も年越しそばはた~が作ってくれました。
鰊に海老天に、今年は伊勢で買ったあおさも入ってます。
あおさがたっぷりでおいしいー!


そして
A Happy New Year !!!



短かったようで長かった一年でした。
ぐうたら日記を読んで下さった数少ない皆様にもお礼申し上げます。 m(_ _)m

つづく・・・
年の瀬の大阪とた~のバースデー
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