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着物コンテストが終わって”やれやれ”と思ったのもつかの間。
今度は
留袖を15分で着る試験があるのだー!
師範科の卒業試験です。
内容は普通の着物の着姿と黒留袖の着あげの審査、そして筆記試験です。
と言う訳で6月下旬の試験に向けてまたもや特訓なのです。
黒留袖はミセスの慶事の最高位の礼装です。(自由自由はミスです)
ミスの最高位礼装は振袖です。(だから自由自由は振袖を着てもいいのです。笑)
普通と違い比翼仕立て(ひよくじたて)といって襟が二つ重ねて付いているのです。
昔は下に白い着物を重ねたそうでその名残です。その為にずしっと重たいのです。
(イラストは借りものです)
せっかくきれいに長襦袢の襟を抜いても、着物をはおった途端に重みで襟がよれて段々詰まってきたりもします。
最高位の礼装なので五つ紋が入っています。(両そで、両胸、背中)
きれいに着ないとこの紋がずれてしまうのです。ほんでもって普通より裾すぼまりに合わせるのです。
袋帯の二重太鼓がまた難関なのです。目黒雅叙園のパーティーの前日はジャージの上から練習したりもしましたが。。
でも日にちがたつと忘れてしまい、帯を目の前にして(・・・???)と考え込む自由自由でした。
お太鼓を乗せる時につい前かがみになってしまうのですが、背中を反らせた方が上まで上がるわよと先生に教えられ「せーの!」のであげてみると。。。
ヨイショ!と思わずジャンプしてたりします。
上手くお太鼓が乗っかっても紐の結びが甘いと帯をしめている間に段々下がってきたりするのです。
そんなこんなで今日は2回目の練習。最後は本番の様にタイムを計ってやってみました。
ほっ。なんとか15分以内で着れました。これもコンテストの練習のおかげかな。
黒留袖ってなんかオバサンのイメージがあったのですが、自分で着てみるとなかなか色っぽいじゃん❤と、見惚れてしまいました。
黒留袖って意外とセクシーかも。
6月になったので小物も夏支度です。
夏用の長襦袢に絽の半襟。
昨夜はこの半襟つけと戦ってました。透けてて涼しげです。
ヤフオクで落札した新品の夏用の絽の帯揚げと帯締め。
夏色のミント。
着物は帯や小物から季節を先取りするのです。
小物が揃うとなんかウキウキと言うわけでここで一曲 ♪
Tessa Souter - My Reverie
テッサ・ソーターはジャズカテで人気がない。というか知られていない。
このアルバムは過去に何度もジャケットを替えて再発されてる。
他のは聴いてないからどう違うのか分らないけどヴィーナス・レーベルから出たのは音がすごくいいのです。
ジャズ・ボーカルにしてはあまり肉厚でない彼女の声がミキシングのせいなのか、とてもウエットでゴージャスに聞こえます。さすがヴィーナス。
ピアノはスティーブ・キューン。
クラシックの名曲のジャズ・カバー集です。
結構好きです。ジャケはこれ。
なんか話が脱線してしまいました。
そんなこんなで夏が来るのが待ち遠しい自由自由でした。またね~!