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自由自由と書いて、じゅじゅと読みます。 自由自由とは昔読んだ絵本の主人公のネコの名前です。 ネコが好き、映画が好き、た~が好き。 遠距離恋愛中のた~を追いかけて、時々旅をします。 そんな私のぐうたら日記
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自由自由の青森ひとり旅
パート5


ここでメインではないけどちょこっと立ち寄ってみた場所を紹介します。

遺跡見学の帰りに寄りました。

青函連絡船メモリアルシップ 八甲田丸 です。

 

青森港に係留してあります。
後ろすがたです。




夕方から雨が降り出しました。
閉館30分前に滑り込みました。
来館者は私だけで船内を案内してもらいました。

船内には昭和30年代の青森のりんご市場や商店を再現してありました。





もともとはお台場の「船の科学館」の旧青函連絡船・羊蹄丸内のジオラマ「青函ワールド」に展示されていたものだそうです。
でも人形がちょっと不気味なのであんまり撮りませんでした。
 
 これは赤ちゃんの籠で エジコ といいます。
お母さんが仕事をしてる間、赤ちゃんはここで待ってるんですね。




次は実際の船内の設備を見ます。
操舵室 立っているのは人形です。


雨の為甲板には少ししか出られませんでした。

 


これは当時のグリーン車の座席です。
実際に座ってみました。リクライニングが今のよりかなり後ろに倒れます。
これならぐっすり眠れそうです。

 
 
ここは応接室

     

寝台客室です。
テーブルにはビール。奥には2段ベッドですが飾り毛布にしてあります。
実際に泊ったことがある人はきれいすぎて毛布を使えなかったと言ってたそうです。
でもこんな部屋に泊れるなんてお金持ち。



ここは制御室です。
船内のすべての電気系統をこの部屋でコントロールしてます。

ここでいい話を聞きました。
青函連絡船の最後の航海を終えたあと、乗組員たちはこの制御室へ集まってお疲れさまとお別れ会をして長年の労をねぎらい全国に散っていったそうです。
 
 

そして特別ですよ。と言ってその時の寄せ書きを見せてくれました。
後ろのパネルのカギを開けると(拡大してご覧ください)

            

ありがとう八甲田丸 ご安航を祈る         1988年5月15日


運よく別の船会社で働く人もいれば、失業してしまった人も。
その後の人生はさまざまです。。。

うっ!またここにも男たちのドラマが・・・ウルウルemoji
私は「プロジェクトX」みたいなお話には弱いのです。
半分オヤジ化してるのかな。

エンジンルーム

 



一番下の車両甲板です。
列車がまるごと積み込めるようにレールが4本ありました。すごい!

郵便列車

 



 
昔は船尾の扉がなかったそうです。
洞爺丸事故は台風の荒波が船内に入り込んだために起こったそうです。
その事故後、船尾の扉がつけられたそうです。

前には海上保安庁の「おいらせ」が停泊してました。

 
 
少し立ち寄っただけなのにいい話を聞かせてもらいました。

       


           emojiemojiemoji   emojiemojiemoji   emojiemojiemoji



そして、そのあと
青森の老舗ジャズ喫茶「DISK」に行ってきました。

青森の商店街をず~っと歩いて10分くらい
アーケードが終わったら左に曲がるとすぐ看板が見えます。3軒目です。



階段で2階へ
始めてのジャズ喫茶はいつも扉を開ける時が緊張するなあ。

 

正確には昭和47年開店の老舗JAZZ喫茶「DISK」の姉妹店で
昭和55年オープンの「New DISK」です。今はこちらが本店です。


店内には奥にピアノ その横の大きいテーブルにはすでに3~4人お客さんがいました。
なんか奥まで行く勇気がなかったので入り口そばの窓際に座りました。ふ~。

 

かかっていたのは アーマッド・ジャマル「But Not For Me」

 
Personnel:
Ahmad Jamal(p)
Israel Crosby(b)
Vernell Fournier(ds)
 

この曲が流れてました。
  
 


 しばらくすると男性ばかりのグループが2組ほど来て、たちまち店は賑やかに。
奥のテーブルでは仲間でパーティーしてる感じでした。

壁にはコルトレーンやらマイルスやらたくさんの写真が飾ってありました。

 

居心地悪そうに見えたのか、次にかかったのが
「Pike's Peak 」でした。 ホッ。。
女性にはビル・エバンスって決まりでもあるんでしょうか?

Besame Mucho 

Personnel:
Dave Pike(vib)
Bill Evans(p)
Herbie Lewis(b)
Walter Perkins(ds)


雨にけむる青森の街に似合ってました。


東京から来たというと新宿の「DUG」の店主中平穂積氏と40年来の友達でここにもよく来るよと話してくれました。
壁の写真はやっぱり中平穂積のでした。(偉そうによびすて!)

すごいオーディオ。ターンテーブルはガラード社かな?



今度ヒノテルがアイツんとこでライブやるから、よかったら来てみたいな事を言われました。
アイツとは奥のテーブルでパーティーしてる人達です。昭和大仏のお寺の住職さんなんだそうです。(そう言われるとみんな坊主頭でした)
    

         


優しい笑顔のマスターです。

 

そんなわけでアルバム2枚聴きました。
また来れたらいいな。
 
 
 
 

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