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マッコイ・タイナ―のライブに行ってきました。
もう何度目でしょうか。
今回はジョー・ロヴァーノとのカルテットです。ジョー・ロヴァ―ノはジョン・スコフィールドと共演してた事があります。
Personel:
McCoy Tyner (p)
Joe Lovano (sax)
Gerald Cannon (b)
Francisco Mela (ds)
前回見た時は足元がおぼつかず、ああ歳取ったんだなぁと実感しました。
昨年はヘレン・メリルが直前で中止になったし(今年は来日しました。孫娘と歌ったそうです)、マッコイも今年は予約の段階で、中止になった場合は払い戻しか希望のライブに代替するとノーティスがあったので直前まで中止にならないかとヒヤヒヤでした。
そして当日
中止のお知らせはなかったので、とりあえずひと安心。今回もどさくさにまぎれて握手できないかと通路側の席を確保。
店内です。
今回はテーブルが詰め詰めです。
ドリンクは赤がきれいなブルーベリー&カルダモン
フォアグラ 木イチゴ ブリオッシュのカナッペ (高いのでこれだけ)
予定では前半25分をジョー・ロヴァーノがトリオでプレイして中盤にマッコイ登場、そしてまた最後もジョー・ロバーノ・トリオで〆ると書かれてありました。
まあ、77歳なので仕方がありません。5分でも10分でも生で聴ければよしとしないと。
そして、トリオが入場。
と、最後に歩いてきたジョー・ロバーノが後ろを振り返ってたので視線の先を見ると、マッコイが!
孫らしき人に手をひかれてゆっくりゆっくり入場です。
オープニングはこの曲です。
Walk Spirit, Talk Spirit
今回と同じメンバーでのライブ映像
Blues on the corner
Set List:
1. WALK SPIRIT, TALK APIRIT | |
---|---|
2. BLUES ON THE CORNER | |
3. I SHOULD CARE | |
4. AFRICAN VILLAGE (マッコイ ブレイク) |
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5. AISHA | |
6. BARBADOS ~マッコイ 再登場~ |
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アンコール IN A MELLOW TONE |
今回のマッコイはここ数年見た中で一番元気でした。
曲のエンディングで腕を振り上げたり、な、なんとMCまで勤めたのでした。
いつも無言でピアノを弾き始め、喋ってもボソボソとしか喋らないし口数が少なかったのに、今回は曲が終わるたびに喋ってくれたのです。
もちろん、ジョー・ロヴァーノがちゃんとフォローしてました。(曲順とか教えてました)
合間に休憩を入れましたが、最後はセットリストにない曲も含めて2曲演奏してくれました。
4曲目 マッコイで夏と言えばこの曲です。
African Villege
この曲はボビー・ハッチャ―ソンとのコンビがお馴染みですが、昨年もふたりでブルーノート75周年ライブで共演し(ボビハチさんは酸素吸入器を装着してのプレイ)大喝采だったそうです。
「In A Mellow Tone」 で終わりです。マッコイは立ちあがって何度もお礼の言葉をを言ってました。拍手喝采です。
退場する時、通路側の席の人はみんな握手を求めてました。
そして、自由自由の前に。
マッコイー!!と叫んで両手でガシっと握りしめました。
強く握ったのでビックリしたのか数秒見つめ合ってしまいました。
ついでにベースのジェラルド・キャノンともガッチリ握手。この人はなかなかのイケメンです。背が高くて見栄えがしました。
そしてドラムのフランシスコ・メラとも握手。キューバ出身のドラマ―です。
背が低いのでジェラルド・キャノンに隠れてしまい誰にも握手を求められてなかったので嬉しそうでした。
もちろんジョー・ロバーノとも。テナーとソプラノサックスで両手がふさがってましたが、その上からぎゅ~っと握りしめました。
全員と握手出来たのは自由自由だけです。(やった~!)
雀で「Fly With The Wind」を初めて聴いて脳天をぶち抜かれ、以来、何度もライブに行きましたが(苦節〇〇年・・・泣)ちゃんと声を聞けたのも握手出来たのも今回が初めてでした。
いい思い出が出来ました。
追加:
自由自由の隣のテーブルはブルーノートの常連さんみたいでした。スタッフとの会話でちらっと聞こえたのが今年9月に横浜で開催される Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN パット・メセニーとジェフ・べックの共演が決まったそうです。
でもその人はジェフ・べックの事を「誰?ロックの人?ロック知らないんだよねー」
スタッフも「なんかロックの人みたいですよー」と。
ぶぁ、ば、ばかもの~!! 思わず飛び蹴りしそうになりました。
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