自由自由と書いて、じゅじゅと読みます。
自由自由とは昔読んだ絵本の主人公のネコの名前です。
ネコが好き、映画が好き、た~が好き。
遠距離恋愛中のた~を追いかけて、時々旅をします。
そんな私のぐうたら日記

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博物館でお花見を
http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7144
花見ついでに東京国立博物館
「栄西と建仁寺」展を観にいきました。
今回は音声ガイドを受付で貸してもらい観覧することにしました。
私はずっと「えいさい」だと思ってたのに、いきなりオープニングの説明で「ようさい」だと教えられました。
(知らなんだ)
今年は日本に禅宗(臨済宗)を広め建仁寺を開創した栄西の800年遠忌にあたるそうで建仁寺ゆかりの禅僧の展示物もたくさんありました。
私はいつも博物館で一つ一つのキャプションを読まないと気がすまないたちで、午前中に入って出たのが夕方なんてのもざらにあるのです。
島根県立古代出雲歴史博物館の時は面白くて6時間も滞在してしまいました。
そんな私ですが、今回は音声ガイドのおかげで文字を読む時間が短縮できて効率よく回れました。
まず入口を入ると正面に主役の明庵栄西坐像がお出迎えしてくれます。
頭部が四角くてちょっとユーモラスです。
見どころは沢山ありますが、
私的に感動したのが蘭渓道隆坐像です。
今回、展示するにあたり像を調査したところ、像内に鎌倉時代に作られた高さ約30cmの頭部前面が発見されました。
そうなんです。博物館では特別展などで他の博物館や寺社から文化財を預かる際、事細かに調査するのです。傷んでる箇所の確認、前回の貸出時の記録と照らし合わせて傷みの進み具合や新たな破損個所や付属物の目録の確認もするんですね。
東京国立博物館には世界最大級のCTが設置されているから大きな仏像でも調べられます。昔の輪切り状態のCT画像ではなく3D画像で見れるようになったのでスゴイです。
応仁の乱など何度も火災にあって鎌倉時代の仏像は焼失されたものとなっていただけに今回の発見は素晴らしいです。

像を壊さないと取り出せないため写真パネルで展示してあります。
こういうのを見ると、いったい日本中の仏像や壁画でまだ科学的調査が入っていない物の数はどれほどだろうとしばし思いを馳せます。
世界中だともっとすごい数に。ロマンです。。。
これは四頭茶会茶道具一式です。
四頭茶会(よつがしらちゃかい)とは、古式にのっとった禅宗式の茶会です。
4人の主客(頭)に、それぞれ8人の相伴客(計36名)がつくというスタイルで日本に喫茶の風習を伝えた栄西の誕生日の祝賀として毎年4月20日に建仁寺で催されるそうです。
(ん?今年はどうするのかな?)
その茶道具が写真のように展示されてます。
注ぎ口に茶筅をはめた浄瓶と天目茶碗が特徴ありました。
これは実際の四頭茶会の動画です。僧侶の動きも美しいです。
でも、このお茶会に招待される人ってどういう人たちなんでしょうか。気になります。
話が脱線してしまいますがこの僧侶の動きを見ていると、
映画「ファンシイダンス」1989年を思い出しました。
本木 雅弘が禅寺の修行僧を演じてます。
これがなかなか面白いです。僧侶の立ち居振る舞いや毎日の数え切れないほどの儀礼なども分りやすく説明しています。
「ああ、僕ってなんて流行通信してるんだ」のナルシスト的なシーンの名セリフや首座(しゅそ)になって問答戦「法戦式(ほっせんしき)」に臨むシーンなど見どころもあり、何度見ても面白いです。
(失礼しました)話を戻します。
これは雲龍図です。
海北友松筆です。建仁寺の襖絵です。対の龍と説明では言ってるのに、一匹しかいない。見落としたかなと思ってもう一度みたけど、やっぱりもう一匹の龍が見当たらない。
一枚でも圧巻だけど
会場に立ってるボランティアの人(学芸員はふつう会場には出ません)に尋ねると、もう一枚は後半の期間に展示されるそうです。(何じゃそりゃ)
せっかく高い入場料払ったんだから2枚セットで見せてよ~と言いたくなりました。これも集客の手口なんでしょうか。
実際はこうなります。
そして最後に出口でお見送りしてくれるのが
風神雷神図屏風
俵屋宗達です。教科書に載ってましたね。
しばし、こちらでご堪能下さい。
博物館は写真撮影禁止だと思っていたのに、撮影禁止のマークがなければ撮ってもいいんだと判明。
みんな自分のカメラやスマホでばちばち撮ってました。
時間に余裕があったのでいつも時間切れで走ってまわる常設展もゆっくり見て回れました。
次回はキトラ古墳壁画展です。楽しみ~。





桜がきれいでした。
空には飛行船も
ちょうどお腹が空いてきたので恒例のおちゃタイムです。
どこの店も順番待ちで並んでましたが、ひときわ窓が大きい店に入りました。「フォレスト」というカフェです。
テラス席もあり桜を眺めながらケーキを食べれます。
後から隣にものすごく上品なおじいさんが一人で来てパスタと白ワインを注文してました。
絵になるようなおじいさんだったので見とれてしまいました。
桜を眺めながらのどかな午後のひとときです。
私は森のなんとかセットを注文しました。
パンの上にロースト・ビーフや海老やら色々のってて、
サラダにスープにケーキにフルーツも付いてました。
栄西と上野お花見でした。
おまけ
パエリアまた作りました。
ちょっと手抜きですがシーフード・ミックスにハマグリを使いました。
赤と黄のトマトにパプリカも使いイタリアン・パセリを散らしてみました。見た目も色鮮やか!
ぱちぱちぱち

http://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=dtl&cid=5&id=7144
花見ついでに東京国立博物館
「栄西と建仁寺」展を観にいきました。
今回は音声ガイドを受付で貸してもらい観覧することにしました。
私はずっと「えいさい」だと思ってたのに、いきなりオープニングの説明で「ようさい」だと教えられました。

今年は日本に禅宗(臨済宗)を広め建仁寺を開創した栄西の800年遠忌にあたるそうで建仁寺ゆかりの禅僧の展示物もたくさんありました。
私はいつも博物館で一つ一つのキャプションを読まないと気がすまないたちで、午前中に入って出たのが夕方なんてのもざらにあるのです。
島根県立古代出雲歴史博物館の時は面白くて6時間も滞在してしまいました。
そんな私ですが、今回は音声ガイドのおかげで文字を読む時間が短縮できて効率よく回れました。
まず入口を入ると正面に主役の明庵栄西坐像がお出迎えしてくれます。
頭部が四角くてちょっとユーモラスです。
見どころは沢山ありますが、
私的に感動したのが蘭渓道隆坐像です。
今回、展示するにあたり像を調査したところ、像内に鎌倉時代に作られた高さ約30cmの頭部前面が発見されました。
そうなんです。博物館では特別展などで他の博物館や寺社から文化財を預かる際、事細かに調査するのです。傷んでる箇所の確認、前回の貸出時の記録と照らし合わせて傷みの進み具合や新たな破損個所や付属物の目録の確認もするんですね。
東京国立博物館には世界最大級のCTが設置されているから大きな仏像でも調べられます。昔の輪切り状態のCT画像ではなく3D画像で見れるようになったのでスゴイです。
応仁の乱など何度も火災にあって鎌倉時代の仏像は焼失されたものとなっていただけに今回の発見は素晴らしいです。
像を壊さないと取り出せないため写真パネルで展示してあります。
こういうのを見ると、いったい日本中の仏像や壁画でまだ科学的調査が入っていない物の数はどれほどだろうとしばし思いを馳せます。
世界中だともっとすごい数に。ロマンです。。。
これは四頭茶会茶道具一式です。
四頭茶会(よつがしらちゃかい)とは、古式にのっとった禅宗式の茶会です。
4人の主客(頭)に、それぞれ8人の相伴客(計36名)がつくというスタイルで日本に喫茶の風習を伝えた栄西の誕生日の祝賀として毎年4月20日に建仁寺で催されるそうです。
(ん?今年はどうするのかな?)
その茶道具が写真のように展示されてます。
注ぎ口に茶筅をはめた浄瓶と天目茶碗が特徴ありました。
これは実際の四頭茶会の動画です。僧侶の動きも美しいです。
でも、このお茶会に招待される人ってどういう人たちなんでしょうか。気になります。

映画「ファンシイダンス」1989年を思い出しました。
本木 雅弘が禅寺の修行僧を演じてます。
これがなかなか面白いです。僧侶の立ち居振る舞いや毎日の数え切れないほどの儀礼なども分りやすく説明しています。
「ああ、僕ってなんて流行通信してるんだ」のナルシスト的なシーンの名セリフや首座(しゅそ)になって問答戦「法戦式(ほっせんしき)」に臨むシーンなど見どころもあり、何度見ても面白いです。
(失礼しました)話を戻します。
これは雲龍図です。
海北友松筆です。建仁寺の襖絵です。対の龍と説明では言ってるのに、一匹しかいない。見落としたかなと思ってもう一度みたけど、やっぱりもう一匹の龍が見当たらない。
一枚でも圧巻だけど
会場に立ってるボランティアの人(学芸員はふつう会場には出ません)に尋ねると、もう一枚は後半の期間に展示されるそうです。(何じゃそりゃ)
せっかく高い入場料払ったんだから2枚セットで見せてよ~と言いたくなりました。これも集客の手口なんでしょうか。
実際はこうなります。
そして最後に出口でお見送りしてくれるのが
風神雷神図屏風
俵屋宗達です。教科書に載ってましたね。
しばし、こちらでご堪能下さい。
博物館は写真撮影禁止だと思っていたのに、撮影禁止のマークがなければ撮ってもいいんだと判明。
みんな自分のカメラやスマホでばちばち撮ってました。
時間に余裕があったのでいつも時間切れで走ってまわる常設展もゆっくり見て回れました。
次回はキトラ古墳壁画展です。楽しみ~。





桜がきれいでした。
空には飛行船も
ちょうどお腹が空いてきたので恒例のおちゃタイムです。
どこの店も順番待ちで並んでましたが、ひときわ窓が大きい店に入りました。「フォレスト」というカフェです。
テラス席もあり桜を眺めながらケーキを食べれます。
後から隣にものすごく上品なおじいさんが一人で来てパスタと白ワインを注文してました。
絵になるようなおじいさんだったので見とれてしまいました。
桜を眺めながらのどかな午後のひとときです。
私は森のなんとかセットを注文しました。

パンの上にロースト・ビーフや海老やら色々のってて、
サラダにスープにケーキにフルーツも付いてました。
栄西と上野お花見でした。
おまけ
パエリアまた作りました。
ちょっと手抜きですがシーフード・ミックスにハマグリを使いました。
赤と黄のトマトにパプリカも使いイタリアン・パセリを散らしてみました。見た目も色鮮やか!
ぱちぱちぱち


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