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秋も深まった土曜日
染め織発表会のモデルをしてきました。
またまた着付け教室の催しです。
会場
自由自由は初参加なので分りませんでしたが、着物のファッションショーみたいな感じです。
着物の種類ごとに部門別になってます。
「琳派」「大島紬」「琉球紬」「米沢紬」「牛首紬」「加賀友禅」「西陣」など
自由自由は西陣色無地です。前の日に着物を見せられて「うぎゃ~!」となりました。
おばはんや。。。。
当日、控室に入ると、なんと150人くらいの人が着替え中で戦場のようでした。
先生を探して広い控室を探しまわったら、一番奥で既に他のモデルさんの着付けを始めていました。
と、ここで自由自由は大変なミスを発見! 「た、足袋忘れた~」
新しい足袋を持って行こうと、前日風呂敷の上に出しといたのに。。。
先生いつもは替えの足袋を持ち歩くそうですが今日に限って持ってこず、自分の足袋を脱いで下さいました。先生は素足です。見かねた別の着付け師さんが足袋カバーを先生に貸して、と言う風になんかとっても迷惑をかけてしまったのです。
着つけてもらってる間に、ヘアをやってもらったりして何とか出来上がりました。
12:30からリハーサル。1時に一般のお客さんが入ってきました。ほとんどが着物をお召しです。
始まりました。
最初は紬系からです。
これは米沢織り部門
自前の着物で出場してる生徒さんもいました。
これが特に目をひきました。帯の色も素敵。
これは琳派の部門で登場した、尾形光琳の絵の帯。自前だそうです。ひぇ~。
風神雷神の袋帯もありました。
これは牛首紬(うしくびつむぎ)部門
釘を引っ掛けても破れない、釘を抜けるほど牛の首ように丈夫な生地だから・・・
と思ったら違いました。
産地が石川県白山市白峰(旧牛首村)だからだそうです。
自由自由の出番は最後から二番目「西陣色無地」部門でした。
格の高い着物です。紋が入ってると、色留袖、訪問着 振袖と同格になります。
着物の世界ってやたら「格」と言う言葉が出てきます。
金色にも見える地紋入りの色無地。柄が何も入ってないのが色無地です。
そして帯も格の高い西陣袋帯。金糸銀糸入りです。
ヘアがまたとんでもないことになってるので見せられません。首から下です。
よりによって、なんでこんな地味なのが自由自由なの?と反抗したくなりましたが、副校長先生の高いお着物を着せてもらうので文句は言えません。
これは歳取ったら似合いそうだけど、今はいいわ。
自由自由は一番最初です。
ステ―ジ中央に立って5秒静止。カメラの方を向いて5秒静止。
くるっとまわって帯のアップ。画像がモニターに映し出された後に退場します。
最後は友禅でした。
これはイベント終了後に会場で撮ってもらいました。
色無地は貫録がいる。下手に着たら仲居さんに見えるんだよな。
どう?高級料亭の女将ぐらいには見えるかな?
かわいい琉球紅型(びんがた)の帯発見! こういうの締めてみたいな~。
最後に会長のご挨拶。
会長の着物は星座の柄です。高そう~。
写真撮影会をして終了です。みんな高そうなお着物で来られてます。
同じ部門で隣だった素敵な生徒モデルさん。ブルーの色無地はキレイでした。
自前モデルの人が多かったのにはビックリ!
やっぱり展示会などで購入した着物が中心で、主人からのプレゼントですとか、産地研修で買いましたとか、祖母から譲り受けましたという紹介のコメントが多かったです。
軽く車一台分位するお着物が続々と登場。
やっぱり住む世界が違うなぁ。。。と実感した一日でした。
それでもランウェイで思いっきりモデル気分を味わった自由自由でした。
またね~!