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自由自由と書いて、じゅじゅと読みます。 自由自由とは昔読んだ絵本の主人公のネコの名前です。 ネコが好き、映画が好き、た~が好き。 遠距離恋愛中のた~を追いかけて、時々旅をします。 そんな私のぐうたら日記
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船場センタービルに行ってきました。

船場といえば繊維の町です。
船場センタービルは1号館から10号館まであるのです。地下鉄一駅分位。
何を隠そう自由自由が学生時代に初めてアルバイトしたカレー屋さんも、この近くなのです。
 
た~は用があったので自由自由一人で散策。
最初に見つけたのが、2号館のリサイクル店。古い置物や家具の横に無造作に着物がハンガーにかけて大量に吊るしてあるのです。ワゴンで帯が安売りしてました。気に入った帯があったのですが、先を急ぐのでとりあえずチェック。

次に見つけたのはどれも新品しか置いてない呉服店ばかり。ちょっと入りづらそうなお店も。

2~3店周った後に入ったお店では、大島紬の反物を色々見せてもらえました。わりと今風の大島のデザインが中心でした。すると店長さんが大島ではなく藍色の結城紬を色々出してきて勧めてくるのです。さすが大阪、しかも船場やし。
元ヤンキー風の店長が「着物初心者の方には大島と結城紬をすすめたい。『春秋は大島、単衣は塩沢、夏は上布に冬は結城』と言うぐらいやからこれからの季節は結城紬ですよ」と。
へ~、そうなんだ上手いこと言うなと感心。

自由自由がウ~ンと渋ってたら1万円の値引き。どう断ろうか考えてたら今度は帯もつけると言ってきた。「こん中から好きなん選んで」と大量の帯をドサッと持ってきたのです。
ありゃ困った!待ち合わせしてるんで時間ないからまた来ますって言うと、だんだんおまけが増えてきて最後には「今日決めてくれたらお仕立て代、胴裏、八掛け込み、帯も帯揚げも帯締めも全部つけて〇〇円にしとく」とさらなるお値引き。
ここで時間取られたら他のお店を回れない~。どうやって切り上げよう。。。と悩んでたらタイミングよく、た~からの電話で救われたのです。(でもホントに安かったのです。電話が遅かったらうっかり買ってたかもしれません)

た~の用事が終わったので合流することに。
「大島紬卸」の看板につられて入ったお店が「豊屋」
 


年配の物腰の柔らかい店員さんが大島紬を色々見せてくれました。古典柄から現代風の幾何学デザインまで。どれもいいな~。

 中でも、た~が気に入ったのがこれ。写真を撮らせてもらってました。
     


かなり古そうな柄。今はこういうの織れる職人さんがいないそうです。
 


次に入ったのも大島紬専門のお店。
問屋さんだけあって普通の呉服店よりはるかに安いのです。やっぱり着物は上代価格が高すぎるんだな~と実感。

大島紬には琉球紅型(びんがた)の帯が南国っぽくて合うのです。
         



閉館時間ぎりぎりまで見て回りました。
そして、最初に入ったお店の椿柄の帯が気に入ったので2号館まで戻ってお買い上げ。

前からほしいと思ってた塩瀬(しおぜ)の帯です。
手触りがなめらかで白い生地の上に絵を描いてるのが多いのです。自由自由は織りの帯しか持ってないので染め帯は初めてなのです。
新品です。しかも作家の落款入り。(誰かわからないけど)
それがなんと驚きの800円!(自由自由もビックリ)




胴の前の柄はこんなです。



反対側はこんな柄。巻く方向を逆にしたら、両方楽しめるのです。
関東巻き(時計と逆回り)と関西巻き(時計周り)とあるのです。
ちなみに自由自由が教わってるのは関東巻きです。
 



とても全部は見て回れなかったので、今度は時間をた~っぷりとって見たいです。


というわけで自由自由の船場きもの放浪記でしたー。emoji

 
 
 
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た~’s キッチン on シルバーウイーク
越後紬と秋の港



 
 

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